ママチャリでも手加減なし!!
ル・サイク立川店の金津です。
今回は修理でよくあるスポーク折れをいかに回避するか・・・
電動自転車に乗ってらっしゃる方や仕事で毎日過度に自転車に乗ってらっしゃる方はスポークが折れる率が高いですし、折れたヵ所だけ修理しても一ヶ月も経たないうちにまたスポークが折れてしまう事も多いです。
スポーク1本折れただけなのにまた折れる可能性があるので、32本・36本全部張り替えましょう。とお客様へお伝えするのも自転車屋としても辛いです。
スポークが折れる原因の一つは重いギアのまま踏み過ぎだったりするケースが多いです。
ペダルを踏み込むとホイール(スポーク)右側にとくに力が入ります。 その踏み込む力が強ければ強い程ホイール(スポーク)に負荷をかけてしまいます。
避ける事は出来ないですが、負荷を減らしてやればスポークの寿命も延びるはずです。
非電動車でのんびり漕ぐと精々50w以下の出力だとして、電動自転車だと250w位の出力が出てしまいます。
子供・女性・高齢者の方が乗っても同じです。
非電動車のスポーク折れは無い訳ではありませんが、電動車と比べるとスポーク折れの修理は格段に少ないです。
なるべくスポークへ負荷をかけない乗り方をする!
電動自転車などは3段・5段変速が付いてる車種が多いので、走り出す時は1段目のギア・少しスピードが出てきたら2段・3段と徐々にシフトチェンジして頂き、信号等で止まった時に1段目に戻す事がベストな乗りこなし方だと思います。
3段目のギア固定で使用し続けるのはただの破壊行為ですから気をつけて下さいね!!
上の写真は私が7年間トライアルの競技練習用として使用していたホイールに装着してたスポークを取り付けた一般車のホイールです。
自転車に乗ったまま2メートルの高さから飛び降りたり、色々段差に飛び乗ったり、岩場に挟んだり、横方向にガンガン着地してみたりとかなり酷使しましたが、一度もスポークが折れませんでした。
その耐久性の高いスポークを装着させたホイールをお使いの自転車に装着する事ももちろん可能なので、スポーク折れのトラブルでお悩みの方は是非当店へご相談下さい!!