ロードバイク油圧ディスク 105 R7020 取付け作業紹介
BIANCHI OLTRE XR3 105 DISCが入荷しましたので、組み立てながら撮影していきました。
ロードの油圧ブレーキは最近の技術です。MTB等のブリーディングとほぼ一緒なのですが、一部違うところもあるのでご紹介しようと思います。
当店では新車の一台一台しっかりブリーディングを行っております。
当店で自転車をお求め頂いていないお客様でも持ち込み作業は可能ですので、一度お問い合わせください。
ご来店お待ちしております。
では作業していきます。
まずはセンターロックのディスク取付けです。
こんな感じで簡単に取付けできます。
次はスルーアクスルです。クイックに比べて太い棒になってます。ねじ込んで直接フォークやリアエンドに取り付けします。
次はホースをデュアルコントロールレバー側に取付けします。
イージーホースジョイントシステムになっており割と簡単に取付けできます。すでにインサートが打ち込まれており、さらに口が塞がれてあって押し込んでねじを締めこむだけになっています。
切断部分から21mmのところに印があります。ここが隠れるまでしっかりと押し込みながら締め付けていきます。
シールプラグ(黄色いキャップ)を取る前にレバーをやや外側に向けて回してあげると傷が付かなくてよさそうです。シールプラグを取ると中のフルードが漏れ出てきますので、上向きになるようにハンドルを回します。ねじは8mmスパナ等で締めます。
最初から中にオリーブが組み込まれているので、オリーブに引っかからないように押し込むのがポイントです。
ホースを取付けたらリアキャリパーを外していきます。まず注意するのが4mmのねじを外す前にスナップリテーナーを外すのを忘れないように注意します。
右側についている小さい部品です。
フレームの下側から4mmのねじで止まってます。
キャリパーの白いのがピストンです。ここが出ていると中に入れるブリード用スペーサー(黄色)を入らないことがあります。適切なピストンの出る量を調整する為、一度ピストンを置くに押し込んでおきます。
ここからキャリパーには廃油用の袋を取付け、レバー側にはじょうごをセットします。じょうごにはファンネルアダプターという延長するアダプターが必要になります。
オイルを入れていきレバーを握りキャリパーのブリードニップルを回しキャリパー側にオイルを動かしていきます。気泡が出なくなったらキャリパー側を締付けします。
次はレバー側の空気を抜いていきます。ハンドルの角度を調整し45%の角度に上げたり、平行にしたり色んな角度へ動かし気泡が出なくなるまでレバーをゆっくり握りこんで行きます。そこまで終わればじょうごを外してねじを戻して完了になります。
フロント側にキャリパーにはスナップリングがついてます。140mmと160mmでは取付け位置が違いますので注意してください。