スポーツ用自転車の取扱いに注意-構造と使用方法をよく理解しましょう
少し前になりますが、「国民安全センター」より
「スポーツ用自転車の取扱いに注意-構造と使用方法をよく理解しましょう」
という報告書が発表されています。
報告書の中で、”消費者へのアドバイス”という項目がありますので、
一部をご紹介させていただきます。
※詳細な内容につきましては、国民生活センターのHPのリンクより
「報告書本文(PDF)」をご覧下さい。
スポーツ用自転車(以下、「スポーツ車」とします。)は、
各種サイクルスポーツ及びレジャー用として長距離旅行、快速走行などに適するような自転車です。
スポーツ車により危害が発生した場合には、
スポーツ車以外の自転車よりも重症化する傾向があることも明らかになっています。
一般的に、スポーツ車は軽量化に重点を置いて造られているため、
外部からの衝撃などに対して大きな余裕を持っていないものもあります。
条件によっては取り扱い中に横倒しにしただけでも重要部品が変形することがあり、
そのまま乗車すると部品が破損し転倒事故に発展することもあります。
このほか、スポーツ車特有の構造や点検・調整方法を熟知せず調整が不完全のまま使用していると、
やがて走行中に車体の構成部品が破損して転倒事故に発展することもあります。
そこで、取扱方法に起因した事故の発生を未然に防ぐために、
スポーツ車を取り扱う上で注意するべき点について調査し、消費者に情報提供することとしました。
~消費者へのアドバイス~
1)スポーツ車の取り扱いには注意が必要です。
○前ホークは正しい手順で固定し、定期的にガタつきや緩みがないことを確認しましょう。
○サドルは正しく固定し、定期的に緩みがないことを確認しましょう。
○ディレーラハンガーの曲がりに注意しましょう。
○クイックレリーズハブは正しく固定し、乗車前には緩みがないことを確認しましょう。
2)目的に合った自転車を選択しましょう。
3)スポーツ車に乗る場合は、まず安全な場所で練習しましょう。
また、安全装備の着用と、定期的な点検整備を心がけましょう。
参照:国民安全センター報告書
『スポーツ用自転車の取扱いに注意-構造と使用方法をよく理解しましょう。』より抜粋
なにやら聞きなれない言葉もあるかと思いますので、詳しくは本文をご覧ください。
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