ディスクブレーキあるある 第2話
三島店より失礼いたします。
今回は以前にブログにてご紹介した
の続編ということで
「ディスクブレーキあるある 第2話」です。
前回のブログが「あるある」っぽくないというご批評をいただきましたので、
今回はもう少し「あるある」っぽく書いてみます。
あくまで、個人的な「あるある」であることをご了承ください。
○「ローターをサイズアップしがち」
例え、制動力に問題がないとしても、大きく(大径化)したくなってしまいます。
もちろん、大きくすれば制動力はアップしますが、
ただ、見境なく大きくするのはオススメはしません。
初期状態よりワンサイズ大きくするぐらいにしておいた方が安心です。
ブレーキが効きすぎて、返ってヒヤっとする場合もありますし、
フレーム側が耐えられずに破損してしまう場合もありますので、ご注意ください。
○「交換という概念がなくなる」
いわゆるゴム製のブレーキシューと比べると交換頻度が少なくなることから、
一生モノかと勘違いして使い続けている方がいらっしゃいます。
街乗りメインではそこまで激しいブレーキングは必要としませんので、
あまり気にならなくなるのかもしれませんが、ローターもパッドも消耗品で
すり減っていきますので、使用限界というものがちゃんとあります。
しかしながら、パッと見ただけでは消耗具合がわからないので、
定期的に確認していただきたい部分です。
(もちろん油圧式のフルードも消耗・劣化しますのでご注意を)
○機械式の場合「Vブレーキタイプの自転車のタイヤの着脱が面倒に感じる」
機械式のディスクブレーキの場合は、タイヤの着脱のときにブレーキ周りを触る必要がないので、
Vブレーキタイプの自転車のブレーキを開放する手間が面倒に感じてしまうというわけですね。
油圧式の場合もタイヤを外した際はスペーサーを挿入しておくなどひと手間増えますので、
タイヤの着脱に一番手間がかからないのは機械式ディスクブレーキと言えるかもしれません。
○油圧式の場合「ワイヤーを引く握力がなくなる」
一度、油圧式ディスクブレーキのタッチになれてしまうと、
ワイヤー(機械式)のブレーキがやたら重く感じてしまい、機械式に戻れなくなります(笑)
基本的に上位モデルに慣れてしまうと、なかなか下位モデルに落とせなくなるという
「あるある」の一例ともいえますね。
使われている状況などによってもちろん他にも色々あると思いますが、
今回は対象をしぼってご紹介してみました。
愛用者の間では当たり前になっていることでも、初めてだとなかなか
気付かなかったりする事って多いですよね。
『成長に失敗はつきもの』だと思いますが、前もってご相談いただければ
お教えできることもあるかと思いますので、お気軽にどうぞ!
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