チューブレスレディって?
みなさんこんにちは、武蔵小山店の新井です!
今回はタイヤのお話しからです!
みなさんはスポーツ自転車のタイヤにはいくつか種類があるのをご存知でしょうか?
正解は、4種類、です!!
世界は広いので、もしかすると僕の知らないタイヤが実はあったりするかもしれませんが、少なくともメインがこの4つなのは間違いないです!
では、それぞれの特性を見てみましょう!
クリンチャータイヤ
最も使用されいるタイプです。「タイヤ」と「チューブ」を組み合わせて使用します。
何か明記されていない限り、このタイヤに対応した車輪が自転車に装着されていると思ってよいです。
チューブレスタイヤ
車のタイヤと同じような構造で、タイヤに直接空気を入れます。
チューブをなくすことで、パンクに強くなり、車輪回転時の抵抗が減り、空気圧をあえて加減して独特な乗り味を出すなんていうこともできます。
チューブレス対応ホイールが必要になることと、慣れてないと装着がとてもとてもめんどくさいことが難点です。
チューブレスレディ(タイヤ)
「チューブレスにも対応したクリンチャー車輪」のことだったり、「チューブレスタイヤの内側にシーラント剤(※)を入れて密閉性を高めたときのチューブレスタイヤの状態」のことだったり、「シーラント剤を確定で入れなくてはならないチューブレスタイヤ」のことだったり、調べれば調べるほど統一性がないのがこのチューブレスレディというものです。
僕はレディ(ready)という言葉の意味から「クリンチャーにもチューブレスにもなる準備ができているタイヤ、または車輪」のこととをチューブレスレディタイヤ(ホイール)と思っていました。
※シーラント剤:空気の密閉性をものすごく高め、刺さりパンクの際に空気漏れをある程度防いでくれるというすごい液体です。
チューブラータイヤ
タイヤの内側にチューブが縫いこまれているもので、車輪とタイヤは特殊なテープやノリのようなもので接着されている。
高圧の空気を入れることができ、タイヤそのものも軽いため、移動速度を向上させやすい。速度については他にも理由はありますが、ここでは割愛します。ただ、現在プロ選手が使うタイヤのほとんどはこのチューブラータイヤと言われています。
デメリットとしては、非常にメンテナンス性が悪いことと、専用の車輪が必要になること(そしてほとんどの場合その車輪は高価であること)があげられます。
以上となります!
名前は聞いたことある!という物とかがありましたでしょうか?|д゚)
みんな違ってみんな良いと思いますが、今回はこの中でもチューブレスレディのタイヤを標準装備しているエントリーロードバイクのご紹介です!!
GIANT、18年モデル CONTEND SL 2
¥118,750-(税別)
2、3年程前までジャイアントの主力エントリーロードとして君臨していたDEFYシリーズとTCRシリーズ、その二種の良いとこ取りとして生まれたのがこのCONTENDシリーズです!
SL2はコンポーネントにティアグラグレードを採用しています。
日常使い、フィットネス、100㎞程のロングライドならばトラブル少なく、故障時にも費用がそれほど掛からないので優秀なモデルだと思います。
そして、この価格帯でチューブレスレディタイヤを標準装備しているのは、個人的にメーカーはなかなか思い切った選択をしたなと思います。
決してシンプルに扱えるものではないので、我々販売スタッフの細かな説明が必要になる部分ですが、リム打ちパンクに強いのは日常使いのロードバイクでは相当なメリットになることは間違いないです。
乗車時の姿勢が起き気味になるフレーム設計なので、高速巡行はやや苦手としていますが、初めの一台としてはかなり優秀な自転車だと思います!
もっともっとお話ししたいことがありますが、本日はここまで!
さらに詳細なスペックを知りたいという方は、武蔵小山店へぜひ足を運んでいただければと思います!!( `ー´)ノ