自転車に乗っていてお尻が痛くなる人、必見!
みなさんこんにちは!
ルサイク土浦店の新井です。
現在フランスでは世界最大規模のブルベ(自転車でめぐるスタンプラリーのような種目)であり、現在まで続く世界最古の自転車イベントである『PBP(パリブレストパリ』の真っ最中です!
世界中のランドヌール、ランドヌーズと呼ばれる「長距離自転車乗り」たちが「私の考えた最強の旅バイク」で参戦する4年に1度のイベントということで、現地では大きな盛り上がりを見せております。
フランスの首都パリからスタートし、西の端ブレスト地区までを往復する約1200㎞の道を80、84、90時間以内のゴールを目指すという内容で、今回日本からは約400人のエントリーがあったそうです。
片道の累積標高が5000mを超え、データ上ほとんど平地がないコースは、機材の力ももちろんですが、筋力、精神力、経験値のすべてを総動員した上で、言葉の壁まで乗り越えなくてはならないという過酷な内容です。
このイベントに当店の常連の方も出走しているので、私としては今からお土産話が楽しみです。
ちなみに、この記事を書いている最中、ペースの速い人たちは既にゴールしております。
最も早い方で約45時間、日本人の最速は約48時間半だそうです!!
現在も走り続ける世界中の参加者の皆様、遠く日本から応援しております!!
さて、そんな人たちの話を聞いたりしますと、「私なんて5㎞乗っただけでお尻が痛くなるのに…」とショボーンとしてしまう方もいらっしゃると思います。
お尻でなくても、例えば手首や肘。例えば膝や腰。
こういったところに短時間短距離のサイクリングにもかかわらず痛みが出てしまう方は少なくありません。
これらの痛みは慣れれば多少解決はしますが、根本解決にはなりません。
そして痛みには必ず原因があります。
つまり原因を突き止め、適切に対応することで、これらを対処することも当然可能なのです。
そしてこの原因として最も多いのが「姿勢」です!
自転車に適切な姿勢で乗る。または、環境や用途に応じた姿勢に変えることで痛みを大幅に軽減、遅延、消すことが可能なのです!!
この乗り手の姿勢を自転車に合わせる。または自転車を乗り手のクセに近づけることをフィッティングと言います。
このフィッティングについてのあれこれを、次の土曜日、8月24日にお教えしたいと思います!!
以下詳細!!
バイクフィッティング講座
参加費:無料
定員:なし
日時:8月
24日(土)15:00~
自転車だけでなく全ての機材スポーツに共通して言えることですが、道具は上手に使わないとケガをする可能性があります!
では自転車においての上手とは何なのでしょうか?
実は自転車という機材スポーツは、ある程度理想の乗車姿勢という物が世界共通で決まっております。
これを土台として、その人それぞれの微調整を行うことをポジション取り、またはフィッティングと言います。
今回の講習会では、土台のお話をさせて頂き、皆様が普段自転車に乗るうえで正しい姿勢ができているかの答え合わせをしたいと思います!
車種はロードバイクをベースとしたお話となりますが、「なぜお尻が痛くなるのか?」「なぜフレームサイズという物があるのか?」などのお話もさせて頂きますので、クロスバイク、MTB、E-BIKE、すべての車種でお役に立てるかと思います。
特に現状よりも、
・お金をかけずに速くなりたい!
・もっと遠くへ行きたい!
・とにかく楽に漕ぎたい!
・30分も乗るとお尻が痛くなってしょうがない!
と思っている方は必見です!!
もちろん、これからスポーツ自転車を買おうと検討している方のお役にも立てる内容です。
ちなみにこのフィッティングですが、自転車店や専門のお店に行って行いますと、相場は軽いもので1万円、平均は2万円です!
9月に入ると暑さも和らぎ、再びサイクリングには最高のシーズンとなります。
その前に、適正なポジションに設定し、オンシーズンを満喫しちゃいましょう!!!
それにしても、PBP…
長距離自転車乗りとしては一度挑戦してみたいですね!