御堂筋に自転車専用レーン ミナミの一角、供用を開始
大阪のメインストリート・御堂筋のミナミの一部区間で、側道を閉鎖して自転車レーンを新設し、歩道を拡幅する工事が完了し11月10日、供用が始まった。
放置自転車や歩行者との接触事故を防ぐのが目的で、対象は大阪市中央区の難波~難波西口交差点の約200メートル。今年1月から東側の側道(幅4.5m)を閉鎖し、歩道の拡幅と自転車レーン新設を進めていた。
この日行われた記念式典では、難波駅前町会商店会の東進明会長が「車重視の道路空間から人重視の空間へ再編したい」とあいさつ。市や地元の関係者がテープカットした。午前11時から通行が可能になり、自転車がさっそうと走り抜けていた。
大阪市は平成25年11月、新橋~難波西口の一部で側道閉鎖の社会実験を実施。同区間を含む約3.5kmの本線を車が通過する時間は30秒~4分程度長くなったものの、歩行者や自転車利用者からは好評だった。市は今後、難波より北側でも同様の整備を進めていく方針。
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