ファットバイク兄弟~SALSA MUKLUK3&SURLY PUGSLEY
先日、SURLY PUGSLEYのご紹介をさらっとしていますが、同時にSALSAのファットバイクのエントリーモデル MUKLUK(マクラク)3も入荷しています。
兄弟というより、従兄(いとこ)のようなものかも知れません。QBPの傘下にあるこの2つのブランドで、同じようなものを作っているとお思いかもしれませんが、コンセプトの違いが随所に感じられます。
はじめてのファットバイクを検討中の方は、おそらくこの両者SALSA MUKLUK3とSURLYのPUGSLEY パグスレイ(もしくはMOONLANDER)との比較で悩ましい、と思われます。
ざっくりと大きな違いをまとめますと、、
フレーム:PUGSLEY(MOONLANDERも)はクロモリ、SALSA MUKLUKはアルミフレーム。クロモリとアルミの違いとなると、、MUKLUKの方が軽い、大径のパイプで見た目もずいぶん違いますね。PUGSLEYの方が細くてストレートなパイプになります。ちなみにMUKLUK TiというSALSAお得意のチタンフレームモデルもラインナップされてます(店頭在庫はありません)
ハブ:MUKLUKは幅170mmの幅広専用ハブ仕様になります。これによりフレームのオフセットがありません。PUGSLEYは135mmのハブをフレームのオフセットによりセンターに合わせています。これは文字で説明するのが非常に難しいので現物でご確認いただければ。
価格:2013年モデルのMUKLUK3はファットバイク完成車としては初のアンダー20万円の199500円(税込)、高嶺の花だったファットバイクがずいぶんと身近な存在になりました。ちなみにPUGSLEYは227850円(税込)です。
そのほか、コンポ、リム、タイヤ、ジオメトリー等どれをとっても別と言えば別の2車種ですが、やっぱりお互いが気になる!上記の違いも含めて店頭で現物を見てもらえるとありがたいところです。
極太のタイヤは、少しでも接地面を大きくして走行できるフィールドを広くすることを追求した結果。見た目で語られがちですが、その本領は荒れ地や雪原で発揮されることでしょう。僕は雪国の生まれで、学生のころは近所のプロショップの店長さんに連れられ雪山でMTBを楽しんでいました。当時はファットバイクなんて概念が登場する何年も前、普通のMTBにボルトでスパイクタイヤを作ったりしてスノーライドを満喫していましたが、こんな自転車があると新雪の積もった雪原を走ったりするのがもっと楽しそうですね。
通常の舗装路やダートなどの走行でも、どちらも見た目ほどの重さも感じず、タイヤのエアボリュームから得られる浮遊感がたまらなく気持ちいいものです。走ること自体が楽しめる1台ですので日常使いにもオススメできます。
ちなみにファットバイク兄弟の長兄とも言えるSURLY MOONLANDERも先日入荷、即納品になりました。実際に日常使いをしている様子も後日ご紹介できればと思います。
SALSA MUKLUK3 販売価格:199500円(税込) 現在庫はグリーン、フレームサイズS(15″)
SURLY PUGSLEY 販売価格:227850円(税込) 現在庫はレッド、フレームサイズM(18″)
いずれも代理店さんの在庫は既になくなってしまったようです。気になっている方はお早めに!
ル・サイク工房
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